第1回「城端・氷見線LRT化を考えるアイデアソン」

2021.05.25

2021/5/23(日)、富山県「南砺市福野創造センターヘリオス」で開催された「城端・氷見線LRT化を考えるアイデアソン」に参加してきました。

アイデアソンは今後は沿線各地で出張開催していきます。
自分たちのところでも開催してほしい、などございましたら
お気軽に事務局へお問い合わせください。

呉西地区交通まちづくり市民会議 https://koutsukaigi.tonamino.info

<ポイント>

① 北新幹線高岡開業(2015年)のときころから「枝線の取扱い」ということでJR西日本が現状のまま城端線・氷見線は将来的にも運営することはない、とされてきました。

(新幹線開業から10年程度は引き続きJR西日本が運営する覚書?)

② 2020年1月29日、JR西日本より「城端線・氷見線の未来に向けた検討着手について」として、「LRT化など新しい交通体系の検討」が発表されました。

・地元からの補助を受けてJR西日本が今後も運行主体となる。
 または
・地元が出資して新会社を設立し、城端線・氷見線の運行主体となる。

2つの方法が考えられています。

③ 城端線・氷見線を走っている「キハ40形」車両は製造から50年が経過し、引退時期となっている。JR西の北陸地区からはディーゼル車を無くしていく方針。(それに合わせてディーゼル車の運転士も減らしていく。)

北陸地区にキハ40形の後継であるキハ120形が導入されることは無い。

※専門家からはあと5年程度で引退時期ではないか、という見解をうかがいました。

④ 先日、ピーク時は112万人だった富山県の人口が「102万人」にまで減少したことが発表された。当初想定していたよりも減少ペースが速い。

富山市市街地周辺ではそれほどでもないが、富山県西部地区の人口減少には歯止めがかかっていない。

「カッコイイ車両」が導入された地域は地域の魅力が高まり、沿線の不動産地価も上昇している。

富山県西部地区にとっては、今が最後のチャンス

<まとめ>
あと5年程度以内に、城端線・氷見線は

・「LRT化を成功させる」
または、
・「廃止→代替バスへの転換」

を決断しなくてはならない状況にあります。
あまり多くの時間は残されていません。

<そのために>
全国的に見ると、

  1. 地域市民の盛り上がり
     ↓
  2. 沿線自治体の首長の決断
     ↓
  3. LRT化の成功

という流れで進んでいくことが多いようです。

ということで、話題を盛り上げるためのアイディアを下さい!

少しでも関心あるかたのご協力を期待しています。

魅力ある富山県西部地域を若い世代、そしてその次の世代のためにも、LRT化は絶対成功させていきましょう。

<追伸>

戸出→福野はJR城端線で行きましたが、数ヶ月前まではなかった「駅プラットフォーム番号」が戸出駅に付いていました。